チュンチュン

「んんー。」

朝の太陽の光が眩しくて起きた。

…のは良いんだけどここはどこだ。

見慣れない天井にきれいに黒と白で統一された部屋。

横にはなぜか蘭が寝ている。

あっ、昨日帰国して蘭の仲間に会って…

ここはもしかして総長室かな?

蘭の寝顔を見ながらさらさらの髪で遊ぶ

いきなり蘭の目が開く。

「おはよ。蘭。」

いきなり目が開くなんて今更すぎて驚かない。
慣れってやつだ。

「紗羅おはよ。」