確かにこの出血量なら、すぐにでも止血しないと中野は死ぬだろう。 「紗羅!そんなことしたら…!」 黙っていた雅さんが紗羅を止めようとする。 「捕まるって?大丈夫。 中野 悠吾は組同士の抗争で流れ弾が4発当たり、出血多量により死亡。 その為に急所外したんだから。」 中野を見下ろしながら雅さんの質問に答える紗羅。 今更ながら、紗羅が射撃場で腕と脚ばかりを狙っていたのがわかる。 「痛みに耐えながら死ね。 大丈夫。 この量だとあと数分で楽になるから。」 紗羅は微笑みながら中野に言う。