中野組の目の前で私の脚は止まる。 「おい、ねぇちゃん。 ここは中野組だぞ!あぁ?」 見張りをしていた男が中野組に入ろうとする私を止める。 ……ものすごいケンカ越しで。 「今日悠吾に会う約束してんだけど」 「っ……」 殺気付きで笑顔で話すと怯む男。 「組長の女か!?失礼しました!!」 頭を下げて通してくれる。 「ありがと」 一応お礼を言っとく。