闇夜の天使


「じゃあ次僕ねー。
紗羅の殺気ってさ、いくら次期組長だからって簡単に出せる殺気じゃないよねー。
ケンカ慣れしてるっていうか?
もしかしてどっかの族入ってたりしたー?」

間延びしなごら話す陽はどこか確信をつくような言い方だった。

以外に勘が鋭いんだね。
嫌いじゃないよ、そういうの。

「さすが陽。
だけど族に入ったことはないよ。
そもそもあんな人間だらけのところ居たくないし。

あっ、だけどねー1人で活動ならしてるよ。」

そう。過去形ではなく現在進行形でだ。