「って蘭じゃねーか!」 俺たちを止めたのは藍沢組組員のタケルだった。 一緒に酒を飲む仲間だったりする。 「よぉタケル。」 いつも俺は黙って紗羅の家の中に入れるため、いつものように軽く挨拶して入ろうとした。 …が無理だった。 「おい蘭。 ここから先は行かせられねぇ。」 タケルがすまないって顔をしながら俺たちを止める。