「紗羅がなんらかの闇を抱えているのはわかるだろ?」 みんなは頷く。 「紗羅にはな、双子の弟がいたんだ。 名前は時雨。 紗羅と時雨は仲がよくていつも2人一緒にいた……。」 俺は紗羅と時雨にあった中野組のことを全て話した。 全てと言っても、俺はその場にいなかったから親父に聞いた話だ。 だから俺の知っていることが全てじゃないかもしれない。