闇夜の天使


時雨が苦しそうにして倒れている。


さっきまで私を抱きしめていたのにその温もりもない。


「うっ……。」


「「時雨!!!!」」


お父さんと同時に叫ぶ。


時雨の周りは赤く朱く染まっていく。

時雨を揺すりながら必死に時雨の名前を呼ぶ。