闇夜の天使


声を出せないほどの痛みが襲ってくる。

悠吾は私を蹴ったり殴ったりして物のように扱う。

抵抗する力なんてない。


動けるようになった時雨が

「紗羅に手をだすな!」

私を蹴っていた悠吾の足にしがみつく。

「うるせぇな!」

時雨が振り飛ばされて壁に背中を打つ。