闇夜の天使


『そんなことを言わないでくれ。

悲しいじゃないか。

そんな紗羅もかわいいけどね!』

もはや会話になっていない。

紗羅は眉間に皺を寄せているものの、
多分男の話を聞いていない。

「いや…私可愛くないし目腐ってるんじゃない?

ってかどうでもいいけど、さっさと警察に捕まってくれる?

私あんたと喋るほどヒマじゃないし、

喋るためにここに呼び出したわけじゃないから。」

とりあえず紗羅たちがここに来たのは男を捕まえるためらしい。