「俺も紗羅ちゃんが嘘をついてると思うよ。 だって不自然なんだもん。」 拓人がパソコンをいじりながら言う。 「なにが不自然なんだ?」 「普通はさ、毎日後をつけたりするだけじゃ接近禁止令なんて出されないんだよ。 そんなのだったら警察に注意されるだけで済むんだよ。 でも紗羅ちゃんは手は出されてないって言った。 不自然だと思わないか?」 拓人は鋭く俺を見据えて言う。