わかります、わかりますとも。てか、おじさんも裡ってわかんだね。年代見ただけで、すぐわかるってどうよ





「さて、ココらで、っと」





僕を肩から下ろすラリアストさん。ココはノーノミヤス手前。



最後に僕の頭を軽く叩いて、去って行く





「………なーんか、嫌な予感。」




むずっとして、ノーノミヤスへとラリアストさんが通った道とは違う道で行く



多分、大通りを真っ直ぐ進むだろうから。そう思っての行動




………でもね、興味本位でついてかなければ良かったとは思いましたよ、




だってさ、だってさ



僕が今いるのは、大通りに繋がる路地裏




今の状況を説明すれば、





「あぁ?俺に楯突くのか!?」


「てめぇ、何様のつもりだ!」





なーんて、言い合いが僕の通りたい道先で起こってて、でも大通りに行けばあのおじさんが


他の道に行くにも、野次馬が邪魔




で、大人しく路地裏に座り込んでた




動けないから足止めくらってるし、くそぅ



おじさんたち、通り過ぎないかな、はやく



僕の方がまさかのはやかったパターンだ