大魔王様の日常




玲によっておこされた洸、綾人、蓮は玲と同じく信じられない現状と、
初めて感じたまぎれもない恐怖にしばらくしゃべる者はいなかった。


洸「あいつらいったいなんなんだ。」


そんなことを口に出すが疑問が解決するわけじゃない。


仕方がなく黙る洸だが



玲「僕さ…初めてだったよ。


圧倒的に違う実力の差も
あの消されてしまいそうになるほどの
殺気も
一瞬だけど凍りつくほどの恐怖も

感じたの初めてだった。」




3人は押し黙り、難しい顔をする。

それを感じているやつは玲だけではない
きっと全員がそう思っているだろう


だから誰も口を開けなかった

そんな時蓮が


蓮「綾人。

あいつを調べた結果は?」


ここでも冷静な蓮がさすがながらすごいなと思った。

綾人はああ。と返事をすると携帯を取り出し、


綾「本名は如月 優斗。
家は如月財閥で、まあ小さい頃からのぼんぼんだったらしいね。

その容姿と頭脳明晰、なにをするにも万能だったことで中学の時から結構有名だったみたい。聞いたことぐらいあるんじゃない?

"東の狼"」


ニヤっと笑いながらみんなの方を向き言い終わる綾人。

"東の狼"

中学の時からこの名前だけはたくさん
1人歩きしていたようだ。


玲「東の狼って確か
中学はすっごい遊んでて女もとっかえひっかえ寝てたみたいだけど、
高校は名門の超進学校に楽々合格。

その後高校では、ー」


そこでコクンと頷いた綾人は、


綾「そう。

こんな噂が流れたんだ。

"狼にお姫様が出来た"」


一定の女を作らなかった如月だが、
高校に入って女を遊びをぴったりやめて
一人の女にぞっこんだという。

始めは如月に遊んでもらっていた女がギャーギャー言っていた。


綾「でも絶っっ対そのお姫様の情報が出てこない。

もちろん俺でもね。」