大魔王様の日常




さあ。真尋たちが帰った30分後


龍王sido


玲「うっっ」


やっと目を覚まし視界が開けた時には、


もう、もぬけのからで、

その光景に玲は目を見張った。


壁に倒れこんでいる洸、

ソファーの背もたれにかけられている綾人、

床に突っ伏している蓮。


壊滅的だった。

そう思って気を失う前のことを思い出そうとする。


急に入ってきた狐の男。


少しびっくりしたが細身の誰も殴れなそうな体、

言っていた通り1人だったので全く気にせず洸に任せた。


その瞬間。



洸が殴りかかる瞬間感じたのは悪寒。



ズンっとした重みを感じ、その元に気づいた後だった……悪寒の正体を気づくのは。


場の空気が一変する。


目が会うだけで潰れてしまいそうなほどの気迫。

ピリピリと伝わる殺気は、


それだけで意識を持っていかれそうだった。


次々と急所を狙っていくそいつを


倒れていく最強と言われてきた仲間たちと一緒にただただ見ていることしかできなかった。


倒れる前に、幻聴かどうかわからないけど低くそれでいて通る声で


『死に晒せ。

ここがお前らの死に場所だ。』


その瞬間本当に全身の血が引いていくようだった。


そう。


それはまさしく…初めて感じた



ー恐怖ー