大魔王様の日常




プルルルルプルルルルガチャ


真『もしもしこちら○夫探偵事務所』


優「何ふざけてやがる。

てかどこだよそこ」


真『もー煩いなー。ちゃんとカルシウムとってるの?

で、なに?ユウ。なんのよう?』


こめかみに血管が浮き出る。

クッソこいつまじうぜぇ…
ってこれ以上不機嫌にさせるわけにもいかないのでなんとか出てきそうになる悪態を飲み込む。



優「えーっとですね。
今ちょっと緊急事態でして、
このままじゃ拉致られる勢いなんですよ。」


真『へー』


優「助けに来て♡」


真『キッモ!!!

やだよめんどくさい』


優「お前それでも人間か。」


俺の言葉だけを聞いている龍王がドン引きしているじゃないか。


真『だいたいこの前言ったよね!?

私を巻き込まないでって。』


やっぱりめんどくさいってゆうか…

でもこっちには山田屋の串団子がいるんだぞ…


優「まあなんだ。あれだよ。
お前の好きな山田屋の…」


玲「なにこれー

あっ有名な和菓子屋の団子だっ」


洸「あいつが持ってたやつじゃね?」


玲「いっただっきまーす!」


ん?


真「なに?ユウ…

"わたし"のために買った串団子がどうしたの?」


やばいやばいやばい。
これこそ緊急事態だ。

こっちの方がピンチと言っても過言ではない。

俺の気持ちなんかつゆ知らず串団子を頬張っているっている深瀬に激しい怒りを感じながらも哀れみの目で見据えた。