多少の殺気を放ちながら彼等を睨む。


それに反応して少しだが目を見開く奴ら

これくらいでビビるのか?

いや、俺をちょっと強い一般人と思っていた奴らにとっては驚いて当然か、


もう少し襲うんだったら相手がどんな奴かぐらい調べてからにして欲しいものだ

あーでも情報が出なくて捕まえる手段に出たのかもしれない…


どっちみち情報を掴むことは難しいだろうな。


玲「すっごい殺気だけど…

ねぇわかってる?君かなりまずい状態だよ?」


そう言って憎たらしくニヤリと笑う深瀬


優「ああ。そうだな。

でも、要件があるからこうしているんだろう?


時間がねぇんだ。とっととしてくれ」


早くしないと奴の機嫌がまた悪くなってしまう。



玲「チッ」


いま深瀬から舌打ちが聞こえた気がしたが?
てかこいつ可愛い顔して腹黒かよ。

何て思っていると金井がずっと黙っていた時田に合図を送る…


やな予感しかしない。


蓮「お前龍王に入れ。」



優「は?」


初めて聞いた奴の言葉に俺の頭はショートする。



綾「拒否権はないよ?」


何言ってんだこいつら。


優「何言ってんの!?
龍王?は!!?」


洸「てめぇ夜あんなとこ歩いてて龍王しらねぇはねぇだろ!?」


いや、うん。
わかるとも。

優「いやいや。
もちろん知ってはいるけどー

普通に無…」


綾「さっきも言ったけど拒否権ないからね?」


遮られた…



ないよ?とか言われても無理なもんは無理だし。


あー!!めんどくせぇ!!!



蓮「よし倉庫行くか。」