大魔王様の日常




なぜこうなったんだ?


今の状況をもう一度見渡して考える。


目の前には眠っている女。


長い髪でよく顔は見えないが、
隙間から見える真っ白な肌と
伏せられた長い長いまつげで

一瞬めを奪われたのは事実。


確か屋上に行こうとしてたら
新しそうな渡り廊下ができていてなんとなく渡り、屋上に行くため上へ上へと目指していたはず…

なのに……


誰だ?こいつ。


そんなことを思いつつ彼女に近づき真っ白な頬を触ってみた。


あ、以外と

プニプニしてる。


花「んっ」


彼女が寝返りをうったので我に帰る

バッ


一瞬で彼女から数歩離れてバクバクいっている心臓のあたりを掴む。


なにやってんだ俺!!!こんな得体も知れない女!
寝ている間に肌に触れるなんてまるで変態だ!


動揺のあまり近くに重ねられていた資料が落ちた。


バサバサバサ


意外にも大きな音を立てたのでびっくりした。


と、それと同時に彼女の目が覚めてしまったようだ。