綾「ぷっっ

あっははははは
なんなのお前ら。

コント?夫婦で漫才?」


もう我慢できなくなった俺は目尻に涙をためて笑う。


なんなの?こいつら。
女の方だって俺たちがいるのに全く見向きもしないし。クリーム男がちょっと押されてるし!!棒読みとかっっ
バカにしすぎっ!


蓮も耐えられずぷっっと声を漏らしていた。


男はそんな俺たちに顔を顰めたクリーム男は謎の女を少し隠すようにして


こんなやつと夫婦なんて死んでもやだねと捨て台詞を吐いて帰ろうとしてしまった。


洸「なんでその女変な格好してんの。」


おいおい洸くん最後の最後に聞くことがそれかね。


もうちょっと情報を聞き出せそうな
質問にして欲しかったんですけどー。


チャリにまたぎながら男は


「焼けるのがやなんだと。」


といい本当に行ってしまった。





ああ。これからは少し楽しくなるかな。


小さくなる背中を見てから俺は空を仰ぐ