『みんな、最後までがんばって、
とてもえらいです。』
と、先生が笑顔で言った。
朋子は、マラソンもそこまで悪くない、と初めて思った。
あとで、みりちゃん涼子ちゃんに
お礼言おう。
体育が終わり、みんなで教室に戻る時、朋子はみりと涼子にお礼を言った。
『さっきありがとう。
走り速くないから、マラソンて辛いけど、
今日のマラソンはとても楽しくて、
だから、
ありがと。』
すると二人は、
『あら、別にいいから。
そんな、お礼言われるほどのことじゃないし。』
と言ってくれた。
その日の五時間目の
理科の時間は、
前の時間にやった
テストが返ってきた。
朋子のはまあまあのできだった。
朋子の近くの席の、割と美少年な
永瀬零(ながせれい)は、
『わー、俺2点ー
わはははーーーっっ
わははーーっ
はっはのはーー!!!
でも前の0点よかましー
やったー
ヤッターマンだぞー
やったー
ヤッターマンだよーーっ!
でも父さんは
ちょっと不機嫌なるかもーあははははーーーっはっはのはーーーっ
今夜の食後の
おやつ
なしだろーなー
今日はコンビニによって
お菓子食いだめしなきゃーー』
といいながら、
大笑いを始めた。
まるで満点をとったかのように
楽しげだ。
零の近くの子達までつられて
笑い始める始末。
『零くん、ほらほら、
きちんと解説聞きましょうね!』
と、七瀬藍先生。
七瀬藍先生はこの学校では
一番若手の先生(今年の誕生日で26歳を迎える)、
朋子が3年になって間もない頃、
わたし兄と姉と妹と弟との5人兄弟のちょうど真ん中なの、とクラスのみんなに話したことがある。
少子化の昨今には珍しく、
七瀬先生には兄弟姉妹多いんだな、
兄、姉、妹、弟の全員がいるんだなと朋子は思った。
朋子は、零くんて
すごいし偉い、と思って感心した。
悪い点とっても、
そういうふうに
何かしら落ち込むことや憂鬱なことが
あっても、
沈まないし、くよくよしないばかりか、
けろっとして大笑いできるなんて、
他のみんなをも笑わせることができるなんて
なんて人間的にすごいし偉いのかしら。
心から陽気で元気で
すごーい、
見習わないと、と思った。
私も
零くんみたいなら
いいのかもしれない。
零くんて
周りの子達を
元気にできる子なんだ。
零くんて
えらい。
零くんのようならよかったのに、
私も。
とてもえらいです。』
と、先生が笑顔で言った。
朋子は、マラソンもそこまで悪くない、と初めて思った。
あとで、みりちゃん涼子ちゃんに
お礼言おう。
体育が終わり、みんなで教室に戻る時、朋子はみりと涼子にお礼を言った。
『さっきありがとう。
走り速くないから、マラソンて辛いけど、
今日のマラソンはとても楽しくて、
だから、
ありがと。』
すると二人は、
『あら、別にいいから。
そんな、お礼言われるほどのことじゃないし。』
と言ってくれた。
その日の五時間目の
理科の時間は、
前の時間にやった
テストが返ってきた。
朋子のはまあまあのできだった。
朋子の近くの席の、割と美少年な
永瀬零(ながせれい)は、
『わー、俺2点ー
わはははーーーっっ
わははーーっ
はっはのはーー!!!
でも前の0点よかましー
やったー
ヤッターマンだぞー
やったー
ヤッターマンだよーーっ!
でも父さんは
ちょっと不機嫌なるかもーあははははーーーっはっはのはーーーっ
今夜の食後の
おやつ
なしだろーなー
今日はコンビニによって
お菓子食いだめしなきゃーー』
といいながら、
大笑いを始めた。
まるで満点をとったかのように
楽しげだ。
零の近くの子達までつられて
笑い始める始末。
『零くん、ほらほら、
きちんと解説聞きましょうね!』
と、七瀬藍先生。
七瀬藍先生はこの学校では
一番若手の先生(今年の誕生日で26歳を迎える)、
朋子が3年になって間もない頃、
わたし兄と姉と妹と弟との5人兄弟のちょうど真ん中なの、とクラスのみんなに話したことがある。
少子化の昨今には珍しく、
七瀬先生には兄弟姉妹多いんだな、
兄、姉、妹、弟の全員がいるんだなと朋子は思った。
朋子は、零くんて
すごいし偉い、と思って感心した。
悪い点とっても、
そういうふうに
何かしら落ち込むことや憂鬱なことが
あっても、
沈まないし、くよくよしないばかりか、
けろっとして大笑いできるなんて、
他のみんなをも笑わせることができるなんて
なんて人間的にすごいし偉いのかしら。
心から陽気で元気で
すごーい、
見習わないと、と思った。
私も
零くんみたいなら
いいのかもしれない。
零くんて
周りの子達を
元気にできる子なんだ。
零くんて
えらい。
零くんのようならよかったのに、
私も。

