「ユズキおいで」 いつも言ってくれるその言葉に 私は今まで考えすぎていたのかと 一瞬で心が晴れた 「ここおいで。」 そう言って手招きしたのは 私の特等席と呼んでいるジンの膝の間。 幼い子供のように私はよろこんだ。 「心配したよ大丈夫?さっき電話したときツレといたからゆっくり話せなくてごめんな」 なーんだ。 私の考えすぎだったんだ ジンは私の事 忘れていなかったんだなんて思った。 「ジン久しぶり」 口下手な私は会いたかったよなんて 言えなかった。