確かに、ここ半年位は女から女の家を泊まり歩いて、家に帰ったことは無かった。

オレとオフクロのやりとりを聞きながら、ハルナが不安そうな顔をしていた。

「……分かったよ。

ハルナ、そんな顔すんなよ。

ただ……、驚いただけだから。

ハルナだったら、大歓迎だよ」

オレの言葉にハルナはほっとしたようで笑顔を見せた。