「大丈夫だよ。僕は母と違って、抵抗する男を無理矢理襲う趣味はないから。

まぁ、一応、フェアにカミングアウトを……と思ってね」




彼は余裕の笑みを浮かべると「どうぞ」と部屋の扉を開ける。