梨央side




「おはよっ、萩野」



佐野にボディーガードを頼まれてから3日目の朝。



俺が門の前で佐野を待っていると、

目の前には衝撃的な光景。



「おま、何その頭……」



「えへへっ、どーよ!

いざ来い、"運命"!

ってな。」



佐野の肩より長かった髪はバッサリ切られていた。



いわゆるベリーショートというやつ。