「こんなんが痛いのか……?」 意外にも萩野はビックリしてる様子。 「痛いよ。 あ、分かった!萩野って女の子の扱い慣れてないんでしょ~! 女の子はねー、もっと繊細に扱うものですよ!」 「繊細ねぇ……」 明らかに疑いの目を私に向けている。 「私はまだ丈夫だからいいけど、 世の女の子は もっと可愛くて華奢で……「あ、吉本。」 「えっ!」 萩野が指差した方向を素早く振り向いた。