「とにかくあと5日間、 お前を守る。」 ドキッ… そういうセリフは恋愛経験の少ない女子には 殺人級です……。 大通りに出て、車通りが多くなってきた。 「萩野は今まで何人くらいぶっ飛ばしてきたの?」 「数えたことねぇよ。」 「じゃあ……強いの?」 「そこら辺のヤツには負けねぇよ。」 「ヘヘッ、頼もしいじゃん!」 私が笑顔でそう言うと、 萩野が私を不審そうに見た。