明日はとうとう吉本くんに告白かぁ…… あれ、 明日…… 明日って…… 『どっち』の? ドキリと心臓が音を立てた。 ハハ…… まだ頭のなかこんがらがってる……。 寝ぼけた頭を覚まそうと、 ほっぺたを両側から叩いた瞬間。 バサバサバサッ 「ちょ、キャー!」 ベッドの隣に置いてある本棚から本が降ってきた。 「なに、もう!最悪!」 本をどけ、起き上がる。 え、何……これ……