彼女の愛は異常だ




『いきなりなんで…?』







「なんでだろうね。君を殺すことが、僕のやるべきことだったって…」








『酷いよ……。』

「酷い?なにが?」











『愛してくれてるのに殺すだなんて…』









ぎゅっ。



ずぶっ……





『ぁ……あ…っ』





僕は愛梨に、だきつきそれと同時にナイフを腹にぶっさした