さきにぃ…。
私、一人じゃないんだ。


さきにぃや、陸や愛がいる。
それに、中島君や永田君もいる。


大丈夫。


私らしくいればいいんだ。


「もう大丈夫か?」



カオリ「うん!ありがとう。さきにぃ。」


「元気になったな。なら、よかった。」


カオリ「もう大丈夫。」


私は電話をきって。
そのまま、屋上を出ようとした。