カオリ「おはよ…」


マナ「香織…!」


自然に涙がでてきて。
なんでだろう。


悲しいわけでもないのに。
辛い?いや、嬉しいんだ。


友達がいなかった私にとって、
増えたことが、嬉しくて…。


トウキ「どうしたの!?かおりん!」


ショウオ「泣くなよっ…」


マナ「屋上行こっか?」


カオリ「ううん!ちょっと、体調悪くて…」


本当の事なんか言えない。
教室には、あの女子達がいるんだもん。


私は、保健室に向かわず、
屋上に向かった。
怖かったんだ。


また、何言われるか…。