私には、ストーカーがいる


ーー

ストーカーさんの心配をした。

毎日のように私に構って、仕事してんのか?

あの後ろ姿は、どう見ても成人。あれで中学生なら、世の中全て間違っている。

ともあれ、ストーカーさんが心配だった。

私の生活を豊かにしてくれている一方で、自身の生活を削っていないか。

私に白滝貢いだせいで、路頭に迷うなら目覚めが悪い。白滝じゃなくてこんにゃくでも我慢できるのに。

悶々と考えた結果、本人に聞いてみることにした。

「あーゆー、ニート?」

10分後、何かがポスティングされた。

ハガキのような紙。見ればーー

「もしもし。どんな悪いことをすれば、こんなお金を貰えるのですか」