響夜「で、なんでそんなことしたのか聞こうと思って」


麗美『それはっ…』


響夜「それは?」


麗美『それは…このまま罪を背負ったままだと、前には進めないと思ったから…』


響夜「罪…ね…それは、俺が死んだから?」


私は無言で頷いた…


響夜「そっか…でも俺は、お前に十字架を背負ってほしくて庇ったわけじゃない」


麗美『…』


響夜「だから、これからは偽りのない笑顔で前に進んでほしい」


見てたんだ…私が作り笑いしてるところ…