そんな新しい発見のある日々に魅了された私は、今まででずっと一緒だったはずの、親友の存在を忘れていた。 彼女のことが頭に浮かぶことも少なくなって、しまいには何も考えなくなった。 そのくせ実際にミオとの距離が遠く感じると、ミオがおかしくなったと思い込んだ。 でも、親友という感覚は忘れてはいなかった。 だから、忙しくなった日常の中でも、私の中ではミオは親友――のはずだった。