ものすご〜く清々しい表情&声で私を出迎えたのは彼――言うまでもなくリックだった。 呆れたのだろうと考えていた私がバカを見るような、そんな一瞬だった。 呆れ果てるどころかにこやかすぎるんですけど。 彼の周りに満開の花が見えるんですけど。 心の中で「ハッハッハッ」って微笑んでそうなんですけど。