まず、どうして俺が銃を持っているのか。 実は父親からこっそり借りているのだ。 まあ、借りているという言い方は適切ではないが。 父親は警察官で銃も持ち歩いている。 小さな頃に一度だけそれを見せてもらって、そのときに興味に任せて自分で家に持って帰ってしまっていたのだ。 父親は当時失くしたと言って必死に探していたが、俺は正直に話して怒られるのが怖かったからずっと黙っておいた。 まあ、その銃をこんなふうに使ってしまうとは思ってもみなかったのだが。