ミオの言っていることは正しい。 ミオの言う通り、私はひっつき虫みたいにずっと彼女と一緒にいた。 たまに嫌そうな顔をされることもあった。 それでも私はミオのそばにいた。 ミオの主張に間違いはない。 「わかってるよ」 それでも私は落ち着きを失わなかった。 ミオの発する言葉の意味――。 「死にたいってことだよね?」 彼女は私がこう答えるなんて少しも考えていなかったのだろう。 このときのミオの驚いた表情は今までに見たことがなかった。