一つのことを考え始めると、いろんなことが気になってきた。 まだリック自身のことを詳しく聞いていないから、彼のことはよく知らない。 だけど細かく考えていくと、奇妙なことに全てが繋がった。 これはただの偶然ではない。 「ねえリック」 彼の尋ねてきたことに答えずに私は質問をする。 「リックは……前からずっと、私の近くにいたの?」