――嘘だろ? 時間が戻るなんてそんなこと……。


自分の身に一体何が起こったのかはすぐには理解できなかった。


しかしこれは、変な夢かもしれない。


とりあえず落ち着かなければ。


一度冷静にならなければと思った少年はゆっくりと目を閉じ、深く息を吸った。


焦りが少し和らいだ気がした。


その感覚を確かめながら、今度は片目ずつ開ける。


だが。


そこに広がる光景は、再び少年を混乱させた。