俺が仕事をおいてきたと気づいたのは、やっと気持ちが落ち着いて携帯を確認する余裕が出てきた時だった。
40件以上のマネージャーからの着信。
また、無我夢中に走ったけどやっぱりもう遅くて、追い出されちゃったんだ。
まぁざっと、こんなもんかな。」
「そんなことが…あったんだ…」
りゅうらしくない、元気の抜けた声だった。
「じゃぁ、事情を説明して、納得してもらえばよかったじゃねぇかよ!なんで、諦めんだよ…」
新の言うことは最もだ。でも…
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