イケメンだからって許しませんっ




「片付けはわたしがやります!お二人のお料理美味しかったので!」



そんぐらいさせてもらわないと。



「んじゃ、俺もやるよ。」



準ちゃんがそう言ってくださった。

けど…




「大丈夫です!大丈夫です!明日お仕事なんですから、休んでください。」




一番暇人のわたしがやらないわけに行かない。


「そう?ごめん、ありがとね。」



そういって、キチンとお皿をキッチンに下げてから部屋へ戻ってくれたみたい。



流石だなぁ。










そうだ。春樹さん、ご飯どうしてるんだろう。



私のせいでご飯食べられないなんて。



申し訳ない。おせっかいかもしれないけど。




軽くおにぎりを3個作って、二人の料理を少しお皿に乗せて、2階へ上がった。