イケメンだからって許しませんっ






「は、春樹さんは…?」




さっきからずっと姿を現さなかった。




「はーるは今日はご飯いらねぇって。」




新さんが聞きに行ったみたいですかさず答えてくれた。でも…




あたしが、いるからかな…。



「まぁまぁ!気を取直して二人のご飯食べましょうよ!」



竜成さんが明るく声をかけてくれた。



「ではでは!お手を拝借!」




「「「「「いただきまーす!」」」」」






声を揃えてみんなで食べ始めた。


そのあと会話も少し弾んできて、聞きたかったことを聞くことにした。




「あのーずっと考えてたんですけど。下の名前でよぶルールがあったのは知ってるんですが、みなさんのことなんて呼べばいいですかね?」





"さん"付けだと呼びづらくてしょうがなかった。



「そーだねー。俺は竜成だから、りゅーとかりゅうちゃんとか呼ばれてるよ!」



竜成…りゅうちゃん、りゅー…。



「んじゃぁ。りゅーくんで///」




いざ呼んで見ると恥ずかしくなる。



「なぁーに照れてんの?かっわいいなー!」



茶化してくるりゅー…くん。


いちいち照れるの辛い!!!//