俺が初めて彼女をみた。 一生懸命、黒板を綺麗にしてた。 届かない高いところを ジャンプして、頑張ってた。 それが、初めてみた彼女だった。 次の日も次の日も頑張ってた。 一人で掃除してたな。 重い荷物も、一人で運んで、 なにも、文句も言わない彼女を、 好きになったんだ。 たしかに、無表情かもしれない。 でも、俺の前では笑うようになったし、 なんでも話してくれる。 特別だと思ってるんだって 俺は思ってた。