僕の幸せな記憶

いつの間にか授業終了時刻になっていたようだ。

廊下からは、爽やかな疲労と開放感が溢れた声が、聞こえてくる。

僕は、教科書とノートを閉じると体を伸ばすために立ち上がった。

すると、ポケットの中のケータイがメールを受信したことを伝えるためにかすかに振動した。

メール画面を開くとそこには百合香の名前が、表示された。

「できたら、一緒にお茶でもしない?」
という内容のものだった。

もちろん僕はすぐに
「わかった。じゃあ、10分後にテラスの入り口で」
と返信した。

次の時間は授業をとっている人が多い。
僕の場合はとってないから自由時間な訳だ。

それから、駅前のカフェで何気ない会話をして楽しい時間を過ごした。