Story of Ryoko Nakamura ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「あちっ…!」 ママの愛情がこもったワカメと豆腐の お味噌汁を吹き出す。 「あら、やだ。高校生にもなって」 「いやいや、ほんと熱いんだって!」 「…ん、美味しいじゃないの」 そのまま、ママがお味噌汁を 飲んでいたので最後の一口のパンを 口の中に放り込んだ。 ……あたしって猫舌かな?