「…ッ!や…めろって言ってんじゃん!」 できる限りの力をだして文也を突き飛ばす そして瞬時に唇をゴシゴシと擦る 最悪…優と想いが通じ合ったその日にこんなバカ男にキスされるなんて… 自分が不甲斐なくて涙が出てくる 「っ…悪い…やりすぎた…」 あんなことしといて謝ってくるこいつにイラッとして 「…ふざけんな!もう金輪際私に近づかないで!」 と捨てゼリフを吐いて教室へと走った