ガチャッとドアを開けると




「はよ」




外には既に優がいた



「え、30分までまだ5分もあるよ!?早くない?」




「柚をあんま待たせるわけにはいかないからな」



それ



「もうっ…そんなに心配しなくても大丈夫だよ?」




「俺は心配なの。何かあってからじゃ遅いからな」