「美麗ちゃんが大切に育てた優心くんに、私の大事な娘が助けられた。ありがとう。本当にありがとう」 お母さんがそう言うと、みーちゃんはキョトンとした顔をした 「今日はその事についてお邪魔したんです。すみません、一家で押し寄せてしまって」 私がそう言うと、みーちゃんはブンブンと頭を振った 「ううん。いいの。こうして柑奈さんの宝物に会えたから」 そう言って、私と遼祐を見るみーちゃん