そんなことを考えていたら、みーちゃんがいきなり土下座した
「柑奈さん!あの、私、何からお礼を言ったらいいのか分からないけど…柑奈さんのおかげで私、ここまで生きてこれました。優心のことも、ちゃんと育てることが出来ました。ずっとずっと、お礼が言いたかったんです。ありがとうございます」
震えた声で何度も何度も頭を下げるみーちゃん
そんなみーちゃんを、お母さんは優しく抱きしめた
「美麗ちゃん、顔を上げて?私も、美麗ちゃんにたくさんお礼もしたいし、謝ることがたくさんあるわ。ごめんね、勝手に連絡手段を絶ってしまったりして…」
お母さんが優しくみーちゃんの背中をさすると、みーちゃんはお母さんにしがみついた

