またいつかのように玄関までいい匂いが漂っている 「あらぁ。いい香りね」 「すいません。母親が気合い入れていろんなの作ってるもんで」 そんなことを言いながらリビングに向かう 「母さん。来たよ」 優がそう言うと、キッチンからみーちゃんが出てきた 「あらあらあら!もうそんな時間!?柚葉ちゃん、いらっしゃい…」