「優やめて…」 恐怖心を持ったまま抱きつくと、優は春日を離した 春日は痛みと恐怖で気を失ったらしい 「柚…」 優は強く強く、私を抱きしめた いつもの優で、安心した 「わりぃ…俺が遅くなったから…」 ぎゅうと苦しいほど抱きしめてくる 「違うよ…優は何も悪くない。私が悪いんだよ。助けてくれてありがとう」 私もぎゅうっと抱きしめ返した