「…ふっ…んぁ…」


私の体に優しく舌を這わす優


父親につけられた傷跡に優しく口づける


優が触れたところに電流が走るような感覚がする


「…はっ…柚、いいか?」


私の頭を撫でながら優しい声で気遣ってくれる優


「んっ…いいよ…」


そう言うと優は私にキスをしながらゆっくりと私の中に入ってきた


「…っは…ぁ!んっ…」


「…っ…柚葉っ…愛してる…」


優が初めて私のことを“柚”じゃなく“柚葉”と呼んだ


それがより一層、嬉しくて…


思わず涙が出た


「んっ…ゆ、うしん!私もっ…愛してるっ…」



優にしがみつきながら一生懸命伝える



優も抱きしめ返してくれた



この夜


私は大好きな人とひとつになった――――