「あら!?柚葉ちゃん大丈夫!?ごめんね!」
「だ、大丈夫です…」
「柚、こっち来て」
腕を引っ張られて優の胸になだれ込む
…みーちゃんの前なんですけど
「ちょ、優!みーちゃんの前でやめてよ!」
「…みーちゃん?おい母さん…年齢考えろよ。いくらあだ名でも限度ってもんが …ぐふ!」
「何か言ったぁ?」
黒い笑みを浮かべたみーちゃんは近くにあったクッションを見事に優の顔面にヒットさせた
「優心、バツとして回覧板お隣に回してきて」
「はぁ!?俺があのおばさんに絡まれると早々帰ってこれないって知ってんだろ!?」
「私を怒らせたバツよ!ほら行ってらっしゃい!」
「ちっ!柚、なんかされたら連絡しろな?」
「う、うん?」
「はぁー…っし!行ってくる」
まるで戦場に行くかのようにして去った優
「むー!なんかされたらって何よ!母親をなんだと思ってんだか!」
プリプリしながらケーキを食べるみーちゃん
どうしよ、話すことない…

